こんにちは!ランチョです。
ラン歴3年になりました。フルマラソンは4回走破、3月の佐倉朝日健康マラソンでは念願のサブ4を達成し、一応、ランナーとして初心者に産毛が生えたくらいのレベルにまではのぼってこれたと自負しています。
そんな僕が今回お伝えしようと思うのは「初心者がはじめてランニングシューズを買う時のポイント」についてです。難しいことは言いません。たった1つだけのポイントです。
スニーカーからランニングシューズへ
ランニングをはじめたばかりの方はもしかしたら、まだ専用のシューズを持っていないかもしれません。僕もはじめは自分の持っていたVANSのスニーカーとかで走っていました。軽いジョギング程度ならスニーカーなんかでも大丈夫です。しかし、ランニングを続けていきたいと思い始めたら、早めにシューズを買ってしまうのも悪くありません。型落ちなど安いものであれば5000円いかないシューズもたくさんありますし。
ランニングシューズを買うといいこと、それはもちろん専用のシューズですからランニングしやすくなるというメリットでしょう。しかし、いいことはそれだけにとどまりません。これははじめてシューズを買ったときだけの特典と言ってもいいかもしれませんが、
うわ!なにこれ!めっちゃ走りやすい!
という感動を味わうことができます。特に僕のように大した運動経験もない、運動部でも補欠ばかりだった人間だと感動は人一倍大きいかも。なので、目的はどうであれ、ランニングを続けていく気が少しでもあるのなら、ランニングシューズはぜひぜひ、お買い求めいただきたい✨
残念ながらランニングが習慣とならず、続けられなくなったとしても、ランニングシューズなら普段履きとしても使い続けることができます。ランニングが続いている僕も、使い古したシューズは普段履きとして活用しまくっています。走る機能としては衰えてしまったとしても、普段履きなら全然使いまくれます。何しろ、ランニングシューズは履き心地がいいし、丈夫であることが多いのでながーく愛用することができますよ♬
僕のはじめてのランニングシューズ
3年前、僕は生まれて初めてランニングシューズを買いました。ランニングを続けていこう、と心に決めて訪れたナイキのアウトレットショップ。店員さんにオススメされるがままにいくつかのシューズを試し履きし、ビビッドなオレンジと引き締まったブラックのカラーが素敵だった「ZOOM ELITE 8」というシューズを買いました。たしか当時、8000円台くらいで買ったと記憶しています。
はじめてのランニングシューズは興奮しましたね。なにかこう、自分が一流のスポーツ選手になったかのような、ありえない錯覚に陥ったりしましてw でも、そういう錯覚というか「その気」がすごく大事で、やっぱり何度も走ろうとするし、より美しいランナーっぽい走りをしたいなって欲求が出たりするんですよね。シューズに負けたくないなっていう気持ちだったり。
ちなみにこのシューズは、今考えれば僕の実力には見合っていないシューズでした。僕に、というよりも通常ビギナーが履くようなシューズではない、という感じでしょうか。でも、それでもこのシューズは僕に走る楽しさを教えてくれたとても思い出のあるシューズです。レース使用はすでに引退していますが、今でも常に車に置いてあって、アウトドアで走ったりする時なんかに使ったりしてるんです。
はじめてのシューズは何を基準に選ぶのか
はじめて買う記念すべきランニングシューズは何を基準に選んだらいいのか。いよいよ今回のテーマでございます。僕ランチョがおすすめするポイントはただ1つ。それは
見た目✨
です。
は?そんなんでいいの?
と思われるかもしれません。はい、ラン歴3年の僕は本気でそれでいいと思っています。その理由をお話していきたいと思います。
気に入ったシューズでないと続かない
仮にあなたが見た目は気に入っていないシューズを買ったとしましょう。お店の人に勧められ、機能的には優れている、そして初心者向きであるシューズをチョイスしたとします。でも、見た目が
うーん、いまいちかなあ…
好きな形、色じゃないなあ…
なんてシューズを毎日のように履くことができますか? 僕だったら続かないと思います。なんていうか、テンションの上がらないシューズって、履きたい欲求が湧かないと思うんですよね。それでも練習を続けられる強い意思のある方なら問題ありません。しかしはじめてランニングにチャレンジしようと思っている人、その人が最初の段階からそのような強靭なメンタルを持っていることは稀だと思います。
であれば、一番最初に買うべきシューズは見た目が気に入ったシューズであるべきです。毎日毎日、足を入れて外に出たくなるような色や形、メーカー、なんでもいいです。あなたが気に入る要素がいっぱいのシューズ、それこそが一番買うべきシューズなのです。
購入までの大切なプロセス
できれば「一目惚れした!」くらいの出会いだといいですね。そうでなくとも、少なくとも色とか見た目のかっこよさは自分の感覚で選んでみてください。これだ、ってシューズが決まったら次は購入までの流れです。
履き心地はあなたしかわからない
はじめてのシューズはできればお店で実際に履いてみて買ってください。履いた自分を鏡に写してニンマリ、うわー、これでついにオレもランナーやあ…なんて妄想しつつ充足感を堪能しましょう。
さて、履き心地はいかがですか? しっくりと足にフィットしていますか? 店員さんを呼んで、いろんなサイズを試してみてください。そして履き心地の良し悪しをしっかりと評価しましょう。履き心地ってすごく大事で、あなた以外の人間には絶対にわからないものです。いろんな人のアドバイスがどうであれ、履いている本人のフィーリングって他人には絶対にわかりませんから、自分自身の感覚は大事にしてください。
正確な足のサイズを計測してもらおう
とはいえ、客観的な情報もシューズ選びには役立ちます。最近のシューズ屋さんではPCを使った足のサイズ測定なんかも無料でやってくれることが多いです。なので、自分の足の長さ、形、甲の高さなんかの情報も手に入れておくとよりよいです。ランニングシューズは走るのに使うシューズですので、普段履いている仕事やファッション的なシューズとは違うサイズになることもあります。なのでサイズについては店員さんに相談しつつ慎重に見定めてください。
っていう観点から、はじめてのシューズをネットで買うのには僕は賛成できないですね。
極端な薄底や厚底は避けたほうがいいかも
先述したサイズや履き心地に加え、注意したい点がもうひとつ。見た目で選ぶ時にもしかしたらあなたはめっちゃ薄底とか、逆にめっちゃ厚底なシューズに惹かれるかもしれません。それならそれでいいのです。僕は止めません。しかし、そうしたシューズにはちょっとリスクもあるので、それだけは覚えておいてほしいと思います。
めっちゃ薄底でゴリゴリな陸上選手やで
薄底のシューズは地面を踏む感触がわかりやすく、自分の脚を使った走りが習得しやすいです。しかし、あまりに薄いソール(靴底)のシューズとなると、心配なのは脚へのダメージです。
初心者でまだ脚がしっかりとつくられていない時期にあんまり薄いシューズを履くと、膝や足首を痛めるリスクが高まります。痛めない人もいますが、痛めるリスクは薄底でないシューズよりも高くなると思います。
ゴリゴリの陸上選手が履いているような薄いソールのシューズは、一番最初に買うのにはちょっとオススメはできません。僕は2足目でアシックスのライトレーサーという割と薄底なシューズを買いました。めっちゃ軽くて走る感覚も大好きなのですが、まだこのシューズでフルマラソンを走る自信はありません💦 (実はライトレーサーを買う時、さらに薄底なターサージールというシューズを買おうかと迷っていました。知らないってことは恐ろしいことですw)
めっちゃ厚底で気分はキプチョゲ選手やで
逆に極端に厚底なシューズ。こちらも初めての一足に選ぶのにはリスクがあります。厚底のシューズは先ほど話した薄底のシューズみたいな「ソールが薄いことによるリスク」はありません。むしろ、クッションが分厚くて脚に優しいメリットがありますから、長距離を走りたいのであれば厚底はオススメです。
しかし、初心者でまだ足首まわりが鍛えられていない段階で厚底を履くと、着地の際に足首がぐにゅっとなって捻挫してしまうリスクがあるんです。僕が今履いているズームフライフライニットというシューズは結構な厚底なんですが、やはり今でも道に石ころがあって気づかずに踏んだりするとぐにゅっと足首が外側に曲がってしまうことがあります。厚底ゆえの不安定さが、捻挫に繋がりやすい危険性をはらんでおりますので、最初に買うシューズはあまり厚底すぎないほうがいいかも、と僕は思います。
とはいえ、見た目重視なんでしょう?
しかし、薄底であれ厚底であれ、本当にすごく気に入ったルックスであれば僕はそれでいいと思います。とにかくいちばん大事なのは見た目が気に入ったシューズかどうか、です。
もしもそうして買ったシューズが難易度の高いシューズ、つまりめっちゃ薄底だったり厚底だったりした場合、無理だけはしないでください。いくらテンションが上がっていても、どこかに痛みを感じたりすごく疲労が溜まっている時に無理して走ってしまったら、怪我するだけです。怪我すると長期離脱の可能性や、怪我がクセになってしまったりといいことありません。せっかくはじめたランニングがそれで続かなくなってしまってはあまりに残念すぎます。
市民ランナーの基本、楽しむ視点を忘れずに♬
あなたがながーくランニングを趣味、ライフワークにしてくださることを願っています。さあ、一緒に走りましょう♬
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