ランチョのチャレンジョイ!

合言葉はチャレンジョイ!( challenge & enjoy )ランニングって素晴らしいよ!をお届けしたい市民ランナー・ランチョのブログです♬

ランナーの足の怪我について3つのアドバイス

 

ラソンシーズン真っ盛り

 

秋が少しずつ深まっていきます。毎週のように各地でマラソン大会が開催され、多くのランナーが自分の目標に向かって走っています。美しいですねえ…。なぜ、人が頑張って走っているのって、あんなにも美しいのでしょう。

 

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ランニング中に踏む落ち葉の音とか素敵ですよね♬

 

Twitterなんか見てますとね、自己ベストを更新したとか、残念な結果だったけどまた頑張るとか、さまざまな投稿が見受けられます。そういうの見てると、いい刺激をもらえるっというか、「自分も頑張んなきゃな!」みたいな気持ちになりますね。

 

そんな中、ちょっと心配になるのが怪我についての投稿です。膝を痛めた、ハムストリングが痛む、足首が痛くて歩けない。そういうの見ると、「大丈夫かぇ〜?(^o^;」って気持ちになります。僕も過去に膝や足首を痛めて走れなかったことがあるので、他人事じゃないんですよね。

 

足を痛めたらどうすりゃいいのさランナーは

 

足を痛めたら走るのは当然つらくなります。つらくなるくらいならまだしも、極端な話、骨折していたら物理的に走れなくなります。すべてのランナーは故障と隣り合わせのところで走っています。

 

完璧なマネジメントをされているトップランナーでも故障することはあるのですから、市民ランナーが故障するなんてのはよくあること。でも、よくあっちゃ困るんですよね、本当に。走れなくなるっていうのはめちゃくちゃストレスですもん。

 

足の怪我については個人的に、実体験から3つ、アドバイスができるかと思います。膝や足首、足の裏、お尻の痛みなど、その原因や対策についてはもう、たっくさんネットに情報がありますから、ぜひ、知識としてはそちらをご参照ください。僕はラン歴3年の市民ランナーとして、僕の立場から言えることをお伝えしようかと思います。

 

僕が思う3つのアドバイスは、「予防はストレッチと筋トレ」「2つの限界突破」「痛めたら走らない」です。それでは順番に見ていきましょう。

  

予防はストレッチと筋トレ

怪我の予防はとにかく、怪我する前に怪我の原因を防ぐっていうことに尽きます。筋肉や靭帯などを痛めないためには、走る前に十分なストレッチをするべきだし、関節を痛めるのを防ぐためにはその関節まわりの筋肉を普段から筋トレして補強してあげなきゃいけないです。

 

走っていれば体はそのうちほぐれるっしょ♬

走っていれば必要な筋肉とかそのうちつくっしょ♬

 

いいえ、そんなことはありません。僕も以前はそう思っていました。っていうか、この巻島先輩みたいなセリフは昔の僕の考えです。昔というか、最近まで…いや、今も心のどこかにそういう愚かさが住み着いていて、時々顔を覗かせますw

 

走るだけのランナーはただのランナーです。でも、走り続けたいと願うランナーはそこにストレッチや筋トレを追加します。走ることをずっと楽しみたいからです。ストレッチも筋トレも、地味で地道な感じがしますが、実は本当にとても大事なことなんです。

 

もしもあなたがランニングを長く続けていきたいなら、そしてマラソン大会を怪我でDNS(did not start=棄権)、DNF(did not finish=途中棄権)したくないのなら、ランニングにストレッチと筋トレを加えてください。

 

2つの限界突破

走っていると、ランナーは時として痛みを感じます。痛みとはつまり、体からのサインです。警告ランプみたいなもんです。ドラクエだったらHPなどの表示色が白から緑色に変わる、みたいな。FFだったらキャラがしゃがんじゃう、とか(30〜40代の方ならわかるかな?)。とにかく、何かしら体が脳に向かってサインを送っているのです。

 

さて、ここで大事なのが2つの限界突破です。

 

僕は人間には2つの限界があると思っています。1つは自分が勝手に決めてしまっている限界。もう1つはそれを超えると何かが破綻する(骨折などの故障)真の限界です。

 

1つ目の、自分が勝手に「もうこれが限界や…」と線引きしている限界は、超えることができます。なぜならそれは、本当の限界ではないからです。自分が自分を甘やかすように設定している、かなりいい加減なものです。

 

自分には◯◯なんてできないよなあ。

自分のスペックじゃ◯◯なんてできっこない。

 

と知らず知らずのうちに思い込みで設定してしまっているウソっぱちな限界が、どれほど人間の可能性を縮こまらせていることか! 脳が、あるいは心が臆病になってそう決め込んでしまっていると、面白いほどに体もそれに追従します。中枢部門が設定している限界が近づくと、体はさっさと悲鳴を上げてやめようとするんです。

 

でも、逆を言えば、脳やちょっと見方を変えて意識するだけで、あるいは心が何らかの力でパワーアップすることで、体は驚くほどにパフォーマンスを上げてくれます。自分が設定しておいたリミッターをうまいこと外すことができれば、繋がれていたロープを外された馬のように、体は元気に大胆に、想像をはるかに超えた働きをしてくれるのです。

 

しかし、2つ目の限界、つまり真の限界は超えてはならないものです。これは自分が設定したものではなくて、言うならば神様がその人に設定した限界なので、超えると崖から落ちるように確実に悪い結果につながります。限界を超えた体は壊れます。壊れ方が軽めなら早めの修理でなんとかなるかもしれませんが、場合によっては長い期間、まともに機能しなくなる可能性もあります。

 

でも、なかなか「限界」に差し掛かったときに、それが前者の限界か、あるいは後者のマジな限界なのかは判別が難しいと思います。痛みを感じ始めたときに、「これは気にしなくてもいい痛みだな」とか「これはいかん、すぐにやめたほうがいい痛みだ」とかってわからないですよね。なのでできるだけ走るときは体のパーツと対話するようにしましょう。

 

体との対話。これは普段のランニングからできます。実際に筋肉たちに話しかけなくてもいいですが、走る動作の中で首や肩、腕、体感、お尻や太もも、膝やふくらはぎ、足首や足の裏など、体中の各パーツを意識してみるんです。力の入れ方や抜き方で負担が変わらないか、姿勢を変えることで足が運びやすくならないか、とか。

 

そうやって意識してやることで、自分の癖みたいなものがわかってきたり、負担がかかっている部分に早めに気づくことができたりします。怪我の早期発見ができるだけでなく、嘘っぱちの限界にも気付けるでしょう。ぜひぜひ、自分の体と対話しながら走ってみてください。

 

痛めたら走らない

残念ながら怪我をしてしまった時。足を痛めてしまった時。あなたはどうしますか? ここで大事なのは無理をしないことです。日本人はこういう時、なんとなくそれでも走ることに美学を持っていたりします。しかし、そんなのはかっこよくないです。というか、周囲にとっては迷惑なだけです。

 

なので、怪我をしたら素直に休みましょう。足を痛めたら、治るまでは走らずに治すことに専念してください。痛めた足のケアについてはいくらでも情報がありますし、深刻な状況なら病院に行くなど専門家にお願いしてください。無理さえしなければ、必ずやまた走り始められますから、どうか焦らずに。

 

足の痛みが落ち着いてきたら、まずは散歩をしてみる。それでも痛くないようなら、少し距離を伸ばすとか、速歩きをしてみるとか。大丈夫そうなら軽めのジョギングをしてみて、それも徐々にペースを上げたり、距離を伸ばしたりしていきます。

 

ここで大事なのが、痛みを感じてきたら速攻で中止する勇気です。僕は以前、膝を痛めた時に非常につらかったですが、上記のように少しずつ距離を伸ばしていくことで、最終的には痛みなく長い距離を走ることができるようになりました。

 

はじめは2kmくらいでやめて、次の時は3km,また次の時は5kmというようにして地道に距離を伸ばしました。痛みが出たら中止する、というのを繰り返すことによって、だんだんと怪我が改善しているのか、そうでないのかもわかります。いつまでたっても痛みで走れる距離が伸びないのだとしたら、やはり専門家に相談するしかないと思います。思っている以上にダメージが大きい可能性がありますので、絶対に無理はしないでください。

 

さあ、一緒に限界突破しよう♬

 

というわけで今回はランナーの足の怪我についてお話してきました。楽しくいろんなマラソン大会に参加していくために、どうか無理や無茶はせずに、焦らずに。怪我なんかでランニング仲間が減ってしまうのは寂しいですからね。

 

さあ、今日も一緒にナイスラン!