こんにちは! ジブリ&FF育ちの出不精・三日坊主ランナー・ランチョです✨
今回はランニングを続けることについてのお話です。
あなたのランニングが続かない理由
「ランニング始めてみようかな…」どんな人でも一度くらいは走ってみようと思ったことがあるんじゃないでしょうか。健康のため、ダイエットのため、体力づくりのため、気分転換のため。目的はいろいろあれど、走ることは素晴らしいことです。ところが、実際にランニングが続く人はそう多くありません。ほとんどの人が結局は全く走らなかったり、あるいは走り始めても続かないのです。
※ちなみに僕が走り始めた理由はこちら↓↓↓
僕もそうでした。今はラン歴3年になりましたが、それ以前に全く走ったことがなかったわけじゃなかったのです。思いつきでジョギングしてみたことはありましたが、やっぱり続かなかった。なぜか。答えは簡単です。
走ることのハードルが高すぎたのです。
しかもそのハードルはすべて、自分が知らぬ間に設定してしまっている
思い込みのハードルなんです。
5つの「べき」を捨てよう
今回は高すぎるハードルをつくってしまっている僕たちの中にある「べき」を取り上げてみたいと思います。この5つ「べき」を捨てることができれば、必ずやランニングは継続することができます。それでは早速、一緒に見ていきましょう。
ちゃんとしたシューズで走るべき
「ランニングするならきちんとしたランニングシューズを買ってから」そう思っているあなた。確かに、ランニングを長く続けていくならいつかはランニングシューズを手に入れるべきでしょう。でも、ランニングシューズがないと走れないわけではありません。靴など何でもいいのです(さすがに通勤用の革靴で走るのはやめたほうがいいですが)。僕も最初は普段履いていたスニーカーでしたが何にも問題はありませんでした。
シューズは長く続けられそうだとなった時に買えばいいのです。玄関にある普段履いているシューズ、まずはそれで走り出しましょう。
ランニングシューズを選ぶ段階になったらぜひ、こちらをご参照ください↓↓↓
ちゃんとしたウェアに着替えて走るべき
仕事から帰ってきて、革靴を脱ぎ、スーツを脱ぎ、ネクタイを外してYシャツを脱ぎ、(*)それからランニング用のウェアを引っ張り出してきて、5本指ソックスを履いてタイツに足を通して、キャップにアームカバー、それから…
多くの人は(*)でソファに座ってしまいます。そして今日も走りません。で、(今日は疲れてるし、改めて明日から、ということで)と自分に言い聞かせるのです。これでは一生、ランニングなど始まりません。
スーツを脱いだ後にソファに座って動けなくなってしまう、この現象を
「帰宅ソファ現象」と呼ぶことにします。
恐るべき「帰宅ソファ現象」
思うにこの「帰宅ソファ現象」、疲労が原因というよりも、その後のウェアに原因があるのではないでしょうか。堅苦しい戦闘(仕事)用の装備からようやく開放されたその直後に、また戦闘(ランニング)用のウェアを装備するというのは心理的になかなかシンドイです。
対策としては、なるべくラン用のウェアのハードルを下げること。帰宅してもう一度玄関のドアを開けるまでの作業量と時間を最小限にするのです。
ちょっと近所をジョギングするくらいなら、ランニング用のウェアでなくても全然問題ありません。自分が思うほど、周りは自分のことなど見ていません。夕暮れのランナーなど、珍しい生き物ではありませんから。犬の散歩とジョギングしている人なんて、ただの夕方のイチ風景でしょう?w さらに日が暮れてしまえばもはや、ファッションなどどうでもいい概念です。何か着てさえいればいいのですw
着替える作業を少しでも減らすため、仕事で着る肌着を肌着っぽくないブラックにしてYシャツ脱いだらそのまま走れるようにするとか、ソックスもそのままランで使えるようなものにするとか、工夫ポイントはいくらでもあります。とにかく、着替えのハードルを少しでも下げるようトライしてみてください。
「帰宅ソファ現象」、一度でも座ったら終わりです。なので、「走る=ちゃんと着替えるべき」という考えは捨てましょう。帰宅したら10分以内にもう一度外に出られるくらいにまで、着替えの作業量を軽くしてみてください。
毎日続けるべき
この「毎日続けるべき」はランニング継続の大きなハードル…というか壁ですね。たしかに毎日継続して走れたらすごいことです。実際にtwitterなんかを見ていても、毎日のように走ってその結果をアップしている人はたくさんいます。いや、実際には毎日走っていないのかもしれないですけど、twitterやインスタに溢れかえる「ハシリマシタ」の投稿は、「ランニングっていうものは毎日続けるべき」という思い込みに拍車をかけてしまいます。
毎日走らなきゃ、なんて思う必要はありません。むしろ、毎日走らないでくださいw
毎日走ると、疲労がちゃんと抜けないままに蓄積されていくリスクがあります。当然、ケガのリスクも。そして僕が最も恐れるリスクは
ランニングが楽しくなくなる
なんのために走っているのかわからなくなる
というリスクです。
そうなってしまったら元も子もないですから。
最初は週末だけでもいいんです。あなたが「来年のオリンピックに出るために3月の東京マラソンで結果出す!」とか、そういう人でない限りは、マイペースでいいんです。部活みたいにやらなくてもいいんです。あくまでランニングは、個人的な楽しみです。そこんとこ忘れずに、「毎日続けるべき」という思い込みは捨ててみてください。
速く走るべき
これもランニングが続かなくなってしまう理由のひとつでしょう。twitterやインスタの投稿を見ていると、まーみんな速いですw キロ5分以内でランニングしている人などザラにおります。
キロ5分以内はかなり速い💦
こういう投稿をたくさん見ていると、「ランニングをしている人ってみんなこんなに速い人達ばかりなのか?」「ランニング業界ってガチな人ばっかりなん?」って勘違いしてしまいそうになります。
安心してください。決して、そんなことはありません。
僕が思うに、速く走れるようになった人ほど、SNSに投稿しやすくなるんじゃないかと。ドヤッ!てね。逆にあんまり速くないペース走のランニングって「投稿する意味あるんかなあ?」って躊躇しちゃいがち。で、自然とSNS上では速く走れる人の投稿ばかりが目立つようになるんじゃないかなって僕は思います。
だから、安心してください。業界的に、速い人が目立ちますが、決して速い人ばかりではありませんから。
僕は走り始めたばかりのころは、そもそもスピードは計測していなかったし、計測し始めた当初も、キロ6分なんてとても切れなかったです。一生無理だろうと思っていましたw そんなもんです。
ランニング=速く走るべき なんて勘違いしていまうと、走るたびにキツいランになってしまって、走ることが苦痛になりかねません。もちろん、自分の限界にチャレンジすることもランニングの楽しみのひとつではあります。しかしそれも、継続できればの前提つきです。
ランニングを始めるのにスピードは考える必要ありません。「速く走るべき」は捨てておきましょう。
ある程度の距離を走るべき
これも「毎日続けるべき」「速く走るべき」と同様、SNSの影響があるかもしれませんね。「どうせランニングをやるなら◯キロ走ろう」とか。でも、ランニングを始めたばかりの時期に、そういう長い距離の設定は不要です。
人の走行距離に惑わされないで!
僕は一度のランニングで少なくとも5キロ以上は走ります。だいたい10キロくらいが多いです。でもこれは走り始めて3年経った今の僕のこと。当初は1キロ2キロ走るのが精一杯でした。それでゼエゼエハアハア💦って感じでした。
距離は必ず自然と伸びていきます。だんだんと距離を伸ばせることでまた、ランニングは楽しくなっていきます。でも、はじめからあまり長く走ろうと決めてしまうと、やはり走ることへのハードルが高くなってしまうんです。「今日も◯キロは走らなきゃな」みたいな意気込みって、うまくいけば自分に気合いを入れられていい刺激になりますが、下手をするとランニングから足が遠のく原因になってしまいます。
どれだけ一度に長く走っても、走らなくなってしまったら意味がない。なので、まずは短い距離でもいい、ランニングが軌道に乗るまではコツコツと回数を重ねていきましょう。1キロに満たない距離でも全然、いいですから。
ランニングは楽しく
というわけで今回はランニング継続のハードルになってしまう5つの「べき」を取り上げてみました。これらの項目は僕の経験からお伝えしたものですが、心当たるものはありましたか?
僕がおすすめするランニングの基本的な考え方、それは「楽しく」です。ベースにそういう考え方を持っていると、ランニングが継続しやすいですし、苦行みたいになりにくいですし、とにかく楽しいってのはハッピーなことです✨
人によって走る目的は様々ですが、いずれにせよ同じ「走る」という行為を共有する仲間です。 できれば僕は、その走る仲間がひとりでも増えたらいいなあ、そして減らないといいなあって思います。
今回の記事が、これから走ってみようかなって方や、走り始めたばかりの方に少しでもお役に立ったら幸いです。最後まで読んでくださってありがとうございました!