実在したランナーの映画『ミルカ』
ども! 永遠の市民ランナー、ランチョでごわす♬
みなさん、走ってますか? 僕は年内すべてのマラソン大会が終了したので、ひたすらに暴飲暴食を楽しんでおります(笑)
そんな僕が今夜視聴した映画がこちら。
インドに実在したランナーを描いた映画『ミルカ』です。
鋼のような肉体のミルカ。観ているだけでなんだか自分もマッチョなランナーになれた気がするっていう…。いや、そんなことはもちろんないんですけど(笑)
時代の生んだ悲劇によって故郷を追われたミルカ・シンの、その走り抜けるような半生を描いた作品なのですが、いちランナーとして非常に興味深い内容でした。ずっと前からアマゾンプライムビデオのウォッチリストに入れていた作品なんですが、最近、無料視聴できるようになったので、このたびじっくりと楽しませていただきました✨
個人的に一番好きなシーンがこちら。インド代表選手になったミルカがお姉さんに代表選手のブレザーを着せるシーン。
ブレザーのポケットにある”仕込み”がしてあって、その後のこの、ふたりの幸せそうなスマイル♬ 最高にハッピーな一場面でした✨
ランナーってそれぞれ異なる走る理由があって、走ることしかできない不器用さみたいなのがあったりします。僕も走ることでしか、自分の価値を表現できない時期がありました(いや、今もそうなのかもしれません)。
だからこの映画が、非常に胸に突き刺さるように響きました。時代に翻弄され、国や民族の摩擦に揉まれ、それでも自分の生きる意味をどこかに探すようなランナー。この主人公ミルカに、僕はいつのまにか自分を投影して観ていました。
3年前に病んでいた自分が唯一できたのが走ること。ミルカとはまるで違う境遇でまるで違う走力だし、時代も違います。しかし、「走る」という行為そのものは僕もミルカも同じです。
ランって不思議です。すごくシンプルな人間の行為なのに、とても複雑で理由も人それぞれだし、目指すゴールや結果も多種多様。人と比べることもあるけれど、基本は自分との戦いだったりするし。
神様が与えてくれたこの、走るということについて。僕はまだまだ経験の浅いランナーではありますが、ランニングについてはできるだけたくさんの人達にその良さを伝えたいと思っています。走ることにかなり救われましたからね、僕自身が。
というわけで今回は「ミルカ」っていう映画を視聴したので、それについてお話させていただきました。インド映画って優れた作品がいっぱいありますよね。ほんとに。僕の人生最大級のオススメ映画「きっと、うまくいく」も、ぜひぜひぜひぜひ、ご覧になってくださいね✨
ランチョでしたー♬ ナイスラン✨