皆さんこんにちは！
ランチョございます！
今回は気になるニュースが入ってきましたのでお届けしていきたいと思います。
国際陸連がついにヴェイパーフライを禁止するというニュースがイギリスで報道されました。ナイキの開発したヴェイパーフライというシューズが禁止になる可能性が高いということです。
国際陸連は昨年の秋から調査チームを立ち上げており、ナイキの厚底シューズについて調査を重ねてきたということです。早ければ今月の末にも調査結果が発表されるということだそうです。
まずヴェイパーフライがどんなシューズであるか、ということなんですけれども、このシューズは軽さとクッション性を両立した非常に優れたシューズです。ミッドソールには宇宙開発産業でも使われている特殊素材から作られたズームXを採用しており、さらに反発力を生むカーボンプレートを内蔵したシューズになっております。最新のテクノロジーの結晶、と言えると思います。
昨年女子のコスゲイ選手が16年ぶりに世界新を更新したり、日本では大迫選手が日本記録を更新しており、その記録は未だに破られておりません。また昨年10月にはエリウド・キプチョゲ選手が非公式ながらフルマラソン人類初の2時間切りを達成しております。記憶に新しいところでは年初の箱根駅伝で8割の選手が使用していたという生きる伝説的なシューズでございます。
あまりにも凄すぎるシューズであるために、ずるいとかドーピングシューズだとか、そういった話題がよく出てきます。そこで今回の禁止になるか否かという話題なんですけれども、個人的にはこのシューズを禁止してほしくないなぁ、と考えております。確かにものすごい進化を遂げたシューズで他社の追随を許していないこともあり非常に目立っております。しかしその進化は誰もが望んでいた進化だと僕は思います。各社ナイキに追いつけ追い越せと開発の努力を重ねている段階で、「このシューズはどうなんでしょ？」と議論は良いですが、すぐに禁止という措置はいかがなものかと思います。
もう少し、他社の開発を待ってみてはどうかと僕は思います。ナイキを遥かに凌駕するような作品が出てくる可能性もありますもんね！シューズ業界の進化も長距離走ですから、長い目で見守っていきたいものですね。
大事なのは走っている人やそれを支える人たち、応援する人たちすべての人間の挑戦の話です。素晴らしいシューズが誕生したからといってすぐに禁止どうこうという話は僕は嫌だなと思います。
皆さんはどう思われますか？
※動画も公開しました
