人生にランニングを✨
チャレンジョイ!ランチョです。
今回は先日会ったあるおじいちゃん(僕の身内ではありません)の一言をご紹介させていただこうと思います。そのおじいちゃんは91歳でした。とても元気なおじいちゃんで、自分で料理もするし、毎朝お散歩もするし、友達とゴルフに行ったりすることもあるそうです。すご…💦
はじめ年齢を知らなかった僕は、若々しいおじいちゃんに年齢を訊いてみました。おじいちゃんは91歳、と答えました。
「91歳ですか。すごいですね!」
「いやいやいや、まだ91歳じゃけえのう」
僕はハッとしました。91歳で「まだ」をつけられるその捉え方。僕ならどうだろうか。91歳まで生きられたとして、その時同じように年齢に「まだ」をつけられるだろうか。いや、なんなら今だって「もう」とつけてしまいそうな豆腐メンタリティ💦
おじいちゃんは戦争でお兄さんを3人、亡くしたそうです。ひとりは中国で、ひとりはソビエトで、ひとりはアメリカで。彼らはみな、20代だったそうです。
「母親からしたらとんでもないことよのう。大人になるまで育てて、それで勝手に連れて行かれて死んでしもうたらのう」
おじいちゃんは空襲の経験もあると言っていました。戦闘機が空から自分たち目がけて機関銃を撃ってくる。逃げて逃げて、それでも戦闘機は追ってくる。戦闘機が旋回する、その僅かな時間が隠れる好機じゃった、とおじいちゃんは穏やかな口調で話しました。実際に撃たれてしまった友達もいたそうです。そのころ、おじいちゃんは中学生だったそうです。
「生き残ったモンは長生きせんと損よ。わしゃあ100歳まで生きる。そこまで生きたら周りが大変かもしれんけどのう。ははは」
笑顔のおじいちゃん。そして自分に置き換えて考えてみる。
もう41歳。
まだ41歳。
年齢の捉え方は自由です。自分次第です。僕はできたら、おじいちゃんと同じようにここから先の人生に向かってポジティブに捉えて生きていきたいなって思いました。僕とこのおじいちゃんはちょうど50歳差。このおじいちゃんのように91歳まで生きるとしたらあと50年、時間があります。それは今まで生きてきた40年よりもさらに長い時間です。いろんなことにチャレンジョイできそうだなって思いますし、そのためにはずっと健康でいなきゃな、とも思いました。
もちろんこの先、どのくらい生きられるのかはわかりません。でも、今のところ生き残っている者の使命として、めいっぱい幸せに、元気で長生きしてやるって思いました。
映画か何かで聞いたことがあります。
今日は残りの人生の、その最初の日だ。
そして今日という日あなたは
残りの人生のうちで一番若い。
まだ41歳のヤングな市民ランナー、ランチョ。 おじいちゃんに負けないくらい元気に長生きしてやるぞー!チャレンジョイ!