今日は地元、佐倉市で走りました。7月に企画している「佐倉ふるさと広場ひまわりラン（仮）」の試走です。まずは自宅からイベントのスタート地点にしようと考えている京成佐倉駅まで走り、そこから有森裕子ジョギングコースを通って佐倉ふるさと広場に行き、岩名運動公園（長嶋茂雄記念球場や小出義雄記念陸上競技場などがあります）を経由して京成佐倉駅に戻るというプランでした。
直射日光が出ていなかったので試走にはちょうどいいかも、と思っていました。ところが少し歩いただけで地面からの輻射熱の圧倒的な強さに「これ、まずいかも💦」と感じました。軽く走るとすぐに息が苦しくなってしまいます。慌てて自販機で麦茶を買い、ぐいぐい飲みながら首や腋窩を冷やしましたが、とても10km以上の距離を走れるコンディションではないな💦、と身の危険を感じました。
京成佐倉駅について改めてどうするか自問自答しましたが、コースの途中には日陰がなく人気もない畦道もあります。そこで動けなくなって救急車のお世話になるとか、あるいは人知れずそこで干からびて息絶えるなどという最悪の事態は絶対に回避しなくては。ということで潔くDNF（リタイヤ）することにしました。幸いにも佐倉駅にはコンビニがあり、また自宅近くまで走る路線バスもありましたので、クーリッシュで内から体を冷やしつつ回収車にて帰路に着くことができました。エアコンの効いた車内でいただくクーリッシュは最高でしたね✨
ランナーにとってクーリッシュは夏の最強の補給食✨
帰宅してシャワーを浴び、「やかんの麦茶」を飲みながらこれを書いています。たった4kmのランでしたが、今日はそこで「まだ4kmしか走ってない」「もうちょっとは行けるだろう」などと無理をしなくて本当に良かったな、と思っています。もちろんいろいろ反省もしています。
・やるなら涼しい時間帯を選ぶべきだった（スタートが14:30で気温33℃💦）
・朝から部屋でダラダラと漫画を読んで過ごし、十分な栄養も摂れていなかった（午前中にスクランブルエッグを作って食べただけ。道中で何か食べればいいやと思っていた）
・自分がまだ暑さに十分に慣れていないことを認めていなかった
・午前中、クーラーの効いた部屋で過ごしていて、急に酷暑の中へと飛び出した無謀
・塩飴・塩タブレットを持たずスタートした
いろんな無謀や無策が命取りにもなってしまう夏のラン。今日の反省点とさっさとDNFした勇気を胸に、6月29日のランは本当に無理しないようにしよう、と固く決意しました。
ちなみに、本当は走るなら午前中にしたかったのに漫画を読んでいて午後になってしまったその漫画とは「聲（こえ）の形」です。読んでいて途中で止められなくなり一気読みしていたら午後になっていた💦という感じです。
とある小学校。耳の聞こえない転校生の西宮硝子と、彼女を徹底的にいじめ抜いた主人公石田将也。あるきっかけから逆にいじめられることになった将也は高校生になった現在、自殺しようと準備を進める。死ぬ前にもう一度西宮に会いたい、という思いと行動からふたりの物語が急展開していくのだが・・・。
ランチョは映画でこの作品を見て「す、すげえ…」ってなりました。それからチームメンバーの薦めもあり、原作漫画の方も買って読んでみたのですが、まあとにかく名作でしたね。1巻はひたすらいじめの描写が続くので読んでいてかなりキツいです。誰もが少なからず体験したリアル（いじめていた、いじめられていた、それを見て見ぬふりをしていた、傍観者だった）な学校生活をひたすら生々しく見せつけられます（映画版も序盤は見ていて本当につらいです）。そこから本当の気持ちを伝え合おうとする登場人物たちの、葛藤だらけで歪な、もどかしくもある成長をこの作品は見事に表現しています。読む人を選ぶ作品かもしれませんが、個人的には出会えて良かったと思える名作です。
ということで、そんな名作を時間を忘れて読みまくっていたら午後の一番暑い時間にランニングすることになってしまい、あやうく熱中症になるところでした、というのが今日お伝えしたかった内容でございます（笑）
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました！みなさんもとにかく、熱中症には十分に注意してランニングを楽しんでくださいね！チャレンジョイ👍✨
Amazonで「聲の形」全巻セットをゲットする（3850円）
ランチョのような失敗をしないためのアイディアがランナーズ8月号に載っています。特にいいなと思ったのがP36〜の「サンセットロング走」特集です。徐々に気温が下がる中で長く走ることで日中のロング走よりもかなりリスク低減できるというのはランナーにとって朗報ですよね。P40‐42にも具体的な暑熱対策や暑い夏の走力アップ方法などが載っておりますので気になる方はぜひ、ランナーズ8月号を手にとってみてください♬
