チャレンジョイ!
日本ランニング党党首のランチョと申します。日本ランニング党は皆様の「健脚」を応援しております。いつまでも元気に歩き続けられる健脚で人生後半戦を最高にハッピーなものにしていきましょう!
ということで今回は健脚に不可欠な夏のランをサポートしてくれるもの10選をお届けしたいと思います。
秋冬のマラソンシーズンに向けた基礎固めとなる夏のランニング。しかし夏のランニングの目的はそれだけではありません。一生歩き続ける健脚を手に入れるためには暑さに負けない心身の強化が必須になります。今後も温暖化は進むと予想されており、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のシナリオに基づくと、現在の温暖化傾向が続けば、日本の夏の平均気温は10年後には1.5℃〜2℃程度上昇する可能性があるそうです。さらに今から20年後には40℃を超える日が頻発すると言われています。
今40代のランチョはその頃60代の初老男性。退職後に生きる日本は経済や人口問題だけでなく、気候的にかなり厳しいものになるだろうと予想せざるを得ません。だからこそ、今からできる準備のひとつとして暑さに負けない健脚、鍛え上げられたメンタルが大事だとランチョは考えています。
前置きが長くなりました。とにかく言いたいことはこれだけです。暑い夏でも暑さに負けずにランニングを楽しもう!以上!そのために必要不可欠なアイテムや使ってよかったものなどを今回は10個、ご紹介したいと思います。最後までよろしくお願いします。
暑い夏に負けない最強ランニングアイテム その1「クーリッシュ」
今、全国にコンビニは6万軒近くあるそうです。市民ランナーとしてコンビニはランニング中のありがたいエイド、補給ステーションです。特に夏はその恩恵に積極的に預かりたいところ。火照った体をクールダウンすることもできますし冷えたドリンクを手に入れることもできます。トイレを借りることもできますし、ゲリラ豪雨から避難することもできます。そんなコンビニで手軽にゲットできるのがクーリッシュです。クーリッシュを置いていないコンビニは見たことがありません。もし置いていないコンビニを見つけたら通報レベルです。クーリッシュ推しの理由は3つ。
①凍っているのでシンプルにクーリングアイテムとして活用できる。食べやすい柔らかさになるまで脇に挟むなどして体を冷やしましょう。
②単純においしくてテンションあがる。クーリッシュにはメロンソーダや桃味なんかもありますが、やはり一番のオススメはバニラです。
③水分と糖分を同時に摂取できる。クーリッシュ1個140mlの中には18.7gの炭水化物が含まれています。スピーディかつ効率的な補給食として非常に優れていると思います。
正直、パピコもかなり推せるので迷ったんですが、開封後に蓋ができるという点で僅差ではありますがランニング中ならばクーリッシュがオススメです。
暑い夏に負けない最強ランニングアイテム その2「冷凍ペットボトル」
2つ目もコンビニ商品からです。夏場に見かけることが多くなった冷凍ペットボトル。よく麦茶やアクエリアスなどが凍った状態で販売されています。この冷凍ペットボトルのいいところは買った時だけでなくいつまでも冷たい状態で飲むことができる点です。暑ければ暑いほど、溶けるスピードは早くなりますので需要と供給のバランスが絶妙にマッチしているよくできたアイテムだと思います。ただし当然、買ったばかりの時点では飲めませんのでご注意を。これも脇に挟んだり首に当てると気持ちいいんですが、溶けた後半はクーリングアイテムとしての役割は下がってしまいます。水や同じ系統の飲料を注ぎ足すなどして対応するのがよいでしょう。
暑い夏に負けない最強ランニングアイテム その3「塩タブレット」
体は汗をかくことで体温を調節していますが、その汗には水分だけでなく、ナトリウム(塩分)が含まれています。大量の汗をかくと、体内のナトリウム濃度が低下します。ナトリウムが不足すると、体液が適切に保持されず、脱水や低ナトリウム血症を引き起こす可能性があります。つまり夏のランニング中には水分だけでなく塩分の補給が必須ということになります。もちろんスポドリにも塩分が含まれていますが、それだけでは不足するほどに暑い夏は塩分の喪失が激しいです。そこで手軽に塩分補給できる塩タブレットをオススメしたいです。代表的なカバヤの塩分チャージタブレットにはスポドリ1本分程度の塩分が含まれています。また同じく汗で失われてしまうカリウムや微量ではありますが、クエン酸や糖質も含まれているのでオススメです。塩飴もいいんですが、暑さで溶けてしまって開封しにくくなっちゃうので個人的にはタブレットタイプがオススメです。
暑い夏に負けない最強ランニングアイテム その4「マルチポケット」
ランニングパンツの腰回りが全周性にポケットになっているミズノのマルチポケット。そのアイディアもさることながら、ポケットの大きさや外側のメッシュのフィット感というか締め付け具合というか、本当に良く考えて作られているなあ、と思います。同じような構造で廉価版的に買える他社製のものもあるんですが、ポケットにスマホやGoProみたいな少し重いものを入れたりすると揺れてしまって気になることがあります。その点使っていてミズノのマルチポケットは秀逸です。中に入ったアイテムの抑え具合とかが絶妙なんですよね。
これがなぜ暑い夏にいいのか。例えば先述した塩タブレットなんかを入れるのに役立ちますし、自販機で使う小銭を入れるのにも適しています。ランチョは他に家の鍵やスマホ、エナジェルなんかも入れて手ぶらでランニングに出ることが多いです。最初にご紹介したクーリッシュを腰のポケットに入れればひんやりと気持ちいいですし、食べた後のゴミなんかを入れておくこともできます。使い方は自分次第。ランニング中に四次元ポケット持ちのドラえもんはいませんが、マルチポケットを使いこなせば問題なしです。
暑い夏に負けない最強ランニングアイテム その5「冷感タオル」
スポーツ用品店だけでなくどこでも目にするようになった冷感タオル。昔はなかったアイテムですが今や完全に市民権を得た新時代のクールアイテムです。冷感タオルは、湿らせるだけで瞬時に冷却効果を発揮します。さらに軽く振ることで、蒸発によって冷却効果が生まれます。この冷却効果は、気化熱を利用したもので、瞬時に体感温度を下げることができ、暑い環境でのクールダウンに非常に効果的です。冷感タオルは非常に軽量でコンパクトに折りたためるため、持ち運びが容易です。ランチョは手に握って顔や肘あたりの汗を拭ったり、首に巻いて日焼け予防にも使ったりしています。比較的お手頃価格で手に入るの点もオススメです。
暑い夏に負けない最強ランニングアイテム その6「氷」
体を冷やすために一番効果的なものと言われればそれは氷にほかならないでしょう。しかし問題はどう使うか、です。以前、夏にチームメイトと走った際にいいなと思ったのは、コンビニで買える2kgの氷をランニング用のバッグに入れて走るというシンプルでいて最強のアイディアです。しかもそのうちひとつふたつを手に握ることでクーリングポイントを簡単に増やすことも可能!これはこれでいいんですよねー。アームカバーやゲイターなんかに入れるのも気持ちいいです♬溶けた氷は冷たい水として飲んだり浴びたりすることもできます。氷の袋はゴミ袋としても使えますし、頑丈なのでトレイルなんかで湧き水を汲んで浴びるのに使う、なんて裏技もあります。コンビニによっては板状の氷を売っていることもあります。その場合さらに持続性が高まりますので玄人は板状を好むとか。
暑い夏に負けない最強ランニングアイテム その7「ドライレイヤー」
これまで何度もご紹介してきているファイントラックのドライレイヤー。このアイテムは、汗を素早く吸収し、肌から素早く排出する設計になっています。これにより、汗が体の表面に長時間留まることなく、肌を乾燥した状態に保つことができます。ドライレイヤーは非常に軽量で、通気性の高い素材で作られているため、暑い季節でも快適に着用できます。動きやすく通気性の良い設計が体温の過剰な上昇を抑えます。これにより、長時間のランニングでも不快感が少なく、エネルギーを効率的に使うことができます。また、長袖タイプのものを使うと日焼け防止にもなります。ドライレイヤーは、耐久性が高く、洗濯してもすぐに乾くのでヘビロテしても全く問題ありません。現にランチョは購入してもう何年も使いまくっていますが未だに現役で大活躍してくれています。最初お値段を見た時は躊躇しましたが、買って後悔することはなく長く高い防御力を発揮してくれるランニング業界のくさりかたびらと言えるアイテムです。ぜひブリーフタイプも併せて使ってください♬
暑い夏に負けない最強ランニングアイテム その8「アームカバー」
去年、一昨年に富士山に登った時に感じたこと、それは体温って意外に腕から奪われるものなんだな、ということでした。富士山は登れば登るほどに気温が下がっていきます。低体温を防ぐために様々な防寒対策が必要になるのですが、個人的に一番効果を感じたのがアームカバーなどで腕の保温をする、ということでした。これを逆手に取って、暑い夏は腕の温度調整をすることで体温の上昇を抑えよう、という考えでアームカバーがオススメです。アームカバーを装着することで直射日光を遮ることができ、腕全体の温度上昇が抑えられます。アームカバーに染み込んだ汗は気化熱で冷却効果を生み、そこに腕振りが加わることでマイルドに両腕から体全体が涼しくなっていきます。ここでさらに冷感タイプのものを使えば効果は倍増。カラーはホワイトを選ぶことで見た目にも涼しくなりますのでメンタル的な効果も狙えます。
暑い夏に負けない最強ランニングアイテム その9「プロテイン」
みなさんはランニング後にプロテインを摂っていますか?ランニング後の筋肉には、細かな損傷が生じています。プロテインはそういった筋肉の修復を助け、筋繊維の再生と成長を促進することができます。プロテインに含まれるアミノ酸が、筋肉の修復に必要な材料となり、筋肉の回復を早める効果があります。また、プロテインは手軽に水分と栄養を補給できるため、暑い夏のランニング後には便利です。ビタミンやミネラルを含む製品もあり、バランスの取れた栄養補給が可能です。暑い中で長距離走なんかをやると胃が焼ける感じがして、食べ物を受け付けなくなっちゃうこともあります。そんな時でも手軽に安定した栄養補給ができるのでプロテインは夏のランにとって必須アイテムと言えます。特にカタボリック状態(筋肉が分解されやすい状態)を防ぐために、運動後30分〜2時間以内にプロテインを摂取することが推奨されています。ランチョが今、好んで飲んでいるのはレイズのホエイプロテインのカフェオレ風味です。これは溶けやすくてプロテイン飲んでる感が全然無くて、普通にカフェオレ飲んでる感じです。アーモンドミルクや豆乳で割って飲むのがオススメです。
暑い夏に負けない最強ランニングアイテム その10「ラン友」
ラストはアイテムではなくラン友という「存在」です。暑い夏のランでともに走ってくれるチームメイトや友達、パートナーの存在はどんなシューズやアイテムにも勝ります。一緒に走ることで練習の質を高めることができますし、励まし合うことでつらい暑さに打ち勝つこともできます。また体調不良を感じた時に誰かがそばにいる、いないは命にも関わる違いになります。暑さに負けず走りきったことはお互いにとっていい思い出になりますし、自信にもつながるでしょう。先日も暑い中でおじさん5人でディズニーランド周りを走りました。めっちゃ暑かったんですが、みんなで目標に向かって走ることでやり切ることができましたし、達成感や楽しさは5倍に膨れ上がりました。また、シーズンに向けて頑張っていることや暑さ対策など情報を共有することも大切です。ラン友なんていないよ、って方にはランチョの主宰するチームチャレンジョイをオススメします。全国に仲間がおりまして、現在会員数は59名となっております。よかったらご検討ください。一緒に秋冬に向けて楽しく挑戦していきましょう!
暑い夏に負けないで楽しもう!
というわけで今回は暑い夏に負けない最強ランニングアイテム10選をお届けしてきました。いかがでしたか?
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!