今回は、最近流行りの「耳を塞がない」タイプのイヤホンのご紹介です!
ランニングを楽しむ人にとって必要不可欠な音楽を楽しむためのイヤホン。でも周りの車や自転車、歩行者などの環境音が聴こえなくなるのはとっても危険です。そこで最近流行っているのが「耳を塞がない」タイプのイヤホンです。以前にも当チャンネルでいくつかのイヤホンを取り上げましたが、今もどんどん新しい製品が登場しておりますのでぜひ、興味のある方はチェックしていただきたいと思います。
こちらの製品、品名は「HP-H100BT」といいます。
このイヤホン、非常にユニークなデザインというか構造をしておりまして、収納時には丸まってまとまってコンパクトにな感じなんですが、いざ装着すると不思議なフィット感でこれまでに体験したことのない装着感で音楽を楽しむことができます。
すでにランチョ、2週間くらい毎日使っておりますが、正直めちゃくちゃいい感じです。それでは早速、いくつかの項目に分けてこちらのイヤホンのレビューをやっていきたいと思います。
収納
くるっと自動的にまんまるになるので付属のポーチに簡単に収まります。ポーチに入れればバッグだろうとポケットだろうとスマートにしまえますので邪魔になりません。ちょっと外したい時なんかは首にひっかけることもできます。左右別々に管理しなくてはいけないセパレートタイプのものは紛失が怖いですし、実際によくそういう事例も耳にします。しかしこのイヤホンならそういうリスクも低いと思います。ポーチもマットで手触りのいい感じでとても気に入りました。ちょっとした外出時なんかは本体をそのままポケットに入れて出かけたりしますが、それでも全く管理上は不便を感じたりはしていません。
操作性
電源のオン・オフは物理ボタンでやります。それ以外の操作はタッチ式になっていて、 左側のイヤホンの側面をタッチしたりスライドすることでボリュームのアップダウンや曲送り、一時停止や再生などの操作ができます。その都度はっきりとしたクリック音がするので操作している感はわかりやすいんですが、慣れないと操作は容易ではないと思います。ランチョの場合は、何回タップとか、どちらにスライドするとか覚えられず、誤操作もしちゃうことがあるので結局スマホで操作しています。これは好みの差かもしれませんが、個人的には物理ボタンで操作する方がミスが少なくて好きです。特に走りながら操作する時なんかは物理ボタンの方がやりやすいように感じます。
音の質・大きさ
こちらのイヤホン、MAXのボリュームが思いの外大きくて大音量で音楽を楽しみたい時はすごくいいです。耳をふさがないタイプのイヤホンの場合、車がびゅんびゅん走っている道路の歩道を歩いている時なんかはイヤホンからの音声が聞き取りづらいこともあるんですが、このイヤホンはそういう場面に強いです。僕は通勤ウォークをしている時なんかはラジオを聴いたりすることもあるんですが、話し声が周りの車の音でかき消され聞き取れないと結構ストレスだったりします。そういうストレスをグッと軽減してくれたのはありがたかったです。
音質も非常に良好だと感じました。音質ってなかなかお伝えするのが難しいので個人的に感じたポイントをひとつ挙げさせていただくと、ハスキーなボーカルがより耳触りよく感じられた印象です。ドラムのタムタムの音なんかはややこもり気味に聴こえましたが、それがよりボーカルを引き立てているのかもいれません。邦楽で言うと椎名林檎さんやGLAYのTERUさん、L'Arc~en~CielのHydeさんなどの声がとても魅力的に聴こえました。最近のアーティストならAdoさんの声なんかもかなりいい感じに聴こえましたね。
装着感
ちゃんと装着できているのか最初はなかなかわからなかったです。着け方もよくわからなくて、鏡を見ながらこうかな?どうかな?と確かめつつやりました(笑)装着方法についてはすぐに慣れるので大丈夫です。ちゃんと着けられたかどうかは音楽を再生すればすぐにわかります。
フィット感も良好ですね。使い始めた頃は、長時間着けていると挟まれる圧で少し耳に痛みを感じました。もしかしたらこれは顔の大きさにもよるかもしれません。僕は頭が大きい方だと思うので、女性や男性でも小顔の人はまた感じ方も違うことでしょう。イヤーピースは大中小と3種入っていて、発送時は真ん中のサイズのものが付いていました。それぞれ試しましたが、ランチョの耳にはミドルが丁度いいようです。これは耳の形によると思うのでご自分によりフィットしたものを試して決めてください。
ちなみにそれぞれのイヤーピースで音も鳴らして試しましたが、大きいのだとより音楽に没入できる感じ。小さめのだとより外界の音が聞こえやすくなる印象がしました。耳の穴周りの空間にしめるイヤーピースの大きさがそうさせているのでしょうね。イヤーピースは簡単に取り外せますので、このあたりも実際に使って試してみてください。
本体の重量は約20gで非常に軽く、着けてランニングをしていても重さを感じるようなことはありません。もちろん走っていてズレるとか外れるなんてこともないのでこの点もランニング向けのイヤホンだと言えると思います。
充電について
このイヤホンは独自形態の充電方式が採用されております。本体側はマグネットでカチッとくっつくのでなんか気持ちいいです。反対側はUSB-Aです。ここは個人的には両方ともUCB-Cだと他のものと同じように扱えていいかなあ、と感じました。ちなみに充電時間は1.5時間で最大11時間の再生が可能とのこと。なのでフルマラソンでも問題なく使うことが可能です。
まとめ
というわけで今回はラディウスさんの耳を塞がないイヤホン「HP-H100BT」をご紹介させていただきました。こちらのイヤホン、定価は8,980円(税込)となっております。個人的にはボリュームの大きさや独特な収納・装着スタイルがとても気に入っております。安全で快適なランニングを楽しむためにもはや必須アイテムと言って過言ではないオープンイヤータイプのイヤホン。今回の記事がみなさんのイヤホン探しに少しでもお役に立てれば幸いです。