ランチョのチャレンジョイ!

合言葉はチャレンジョイ!( challenge & enjoy )ランニングって素晴らしいよ!をお届けしたい市民ランナー・ランチョのブログです♬

新幹線で行く!マラソン大会の旅〜仙台編〜(東北・みやぎ復興マラソン2023)

みなさん、こんにちは!

ランニング業界の入り口で呼び込み活動をしております市民ランナー、ランチョです。ようこそ、誰もが楽しく挑戦できるランニングワールドへ!

今回はタイトルにある通り、新幹線で行くマラソン大会の旅、と銘打ってマラソン大会と旅を合体させるとこんなにも楽しいんだよ!みたいな内容をお届けしたいと思います。観光旅行もいいですが、マラソン大会に出る!みたいなひとつの目的がある旅もいいもんです。その目的の前後が、ただの観光旅行とはひと味もふた味も違うものになってきますからね。

例えばマラソン大会に出る旅行だと、往路はその大会でのランのイメージを膨らませながらマラソン大会の楽しみを倍増させる旅、復路はマラソン大会を振り返りながら自分の頑張りをねぎらう旅、みたいな感じで楽しめます。気の早い人だと、復路の旅はもう次のマラソン大会へのモチベーションを高める旅になるかもしれませんし、あるいは同じ大会にまた来年も出ようと決意を固める時間になるかもしれません。

ランチョはラン歴7年になる市民ランナーです。これまで参加した大会は比較的、自分の住む千葉県からアクセスのいい場所で開催されるものが多かったです。しかし今シーズンは、ちょっと足を伸ばして積極的に遠い場所の大会にも出てみようと考えています。そうすることでランの楽しみ方をもっと広げられると思うし、旅とマラソンという組み合わせでどれだけ楽しめるだろうっていうワクワク感もありますしね。動画クリエイターとしても、旅ランは素材に溢れていて最高なんです✨

 

今回は11月5日に開催された東北・みやぎ復興マラソンに参加した時の旅についてご紹介したいと思います。東北・みやぎ復興マラソンの大会そのものについてはすでに動画を出しておりますのでそちらをご覧いただきたいと思います。

沿道の応援もエイドもコースも、すべて素晴らしい大会でした。来年も必ず出ようとすでに決めているくらいに心に残る大会でしたので、この動画は本当に一人でも多くの方に届いてほしいなって思っています。

新幹線で行く!マラソン大会の旅

さあ、マラソン大会の旅に出ましょう。まずは行きの新幹線。駅ナカで駅弁を心ゆくまで物色していきます。

自分の胃袋のキャパシティと相談しつつお弁当を厳選する時間、これがもう否応なしに楽しい。この時間を僕は大人の自由時間と呼びたい。この時間を焦りながら過ごすのはもったいないです。早まった選択をするリスクもあるから、時間にはゆとりを持っていきたいものですよね。このための早起きなら、なんら苦痛ではありません。睡眠時間を多少削ってでも、出発地の駅には早めに到着するようにしましょう。大丈夫、足りない睡眠は車内で補うことができますから。

ワクワクの詰まった駅弁を買ったらお次はビールです。ビールはホームのキオスクで買いましょう。ぬるくなったビールじゃ楽しみが半減してしまいますから。お店の冷蔵ケースからプシュッと缶を開けるまでの時間はサブ3、遅くともサブ4分くらいを目指したいです。となると新幹線が到着した瞬間くらいに買う必要があるのですが、気をつけてください。同じようなことを考えている人も少なからずいますから。キオスクと乗車車両のドアの位置、何を何本買うのか、店員さんの処理スピードや決済方法などすべてを計算しておきましょう。この手に汗握るギリギリの戦いからもう、マラソン大会は始まっているのです。

今回ランチョがメインに選んだのは贅沢いくらと鮭ハラス。プチプチのいくらと柔らかな鮭、それらの塩っ気をみごとに中和して安定させる米の役割。本当に贅沢な一品でした。他にもビールのアテにしいたけの肉詰め、ピーマンの肉詰め、アスパラのてりやきチキン巻なども美味しくいただきました。駅ナカのいいところはデパ地下みたいに惣菜を細かく一品ずつ買える店がたいがいあることですよね。特に東京駅は欲しい物が必ずなんでも用意されていると言っても過言ではないほどの品揃えです。さすが日本のど真ん中、東京駅。

新幹線で行く東京から仙台は約1時間半の旅。ゆっくりと駅弁を楽しみ、ビールを飲んで少しウトウトするともう到着。ちょうどいいですね。

さて、仙台に到着してそのまま仙山線に乗り換え、40分ほどで作並という駅にたどり着きました。この駅に来た目的は、みなさんご存知のニッカのウイスキー工場の見学です。作並駅からは無料のシャトルバスが運行されています。この日は土曜日だったのですが、バスはぎっしり満員でした。

バスで約10分、宮城峡蒸留所に到着です。静かな森の中にひっそりと佇むレンガの建物たち、それらを見ているだけで異世界に降り立ったような不思議な感覚になりました。なんとなく時間がゆっくりと流れているような、穏やかな空間でしたね。

見学ツアー待ちの時間に見れるビジターセンターの展示だけでもかなり見応えありますし、ウイスキーの香りを楽しむこともできます。無料の見学ツアーは約40分で、その後に3種類のウイスキーを試飲することができます。もちろんその後にはおみやげコーナーでウイスキーやグッズ類を買うこともできますし、有料の試飲コーナーでさらにいろんな種類のウイスキーを楽しむことも可能です。宮城峡工場限定のウイスキーもありますので、訪れた際にはぜひ、他では味わえない限定品をゲットしましょう!


見学の後も無料の送迎バスで作並駅に戻ることができます。が、ここは健脚自慢の市民ランナーなら徒歩で戻るのがオススメ。ウイスキーで火照った頬に当たる宮城峡の澄んだ風がとても気持ちいいですし、歩いても40分程度なので、仙台に戻った後の夕食を美味しくいただくためにも、その時のビールを美味しくいただくためにも、ここは歩きを選択したいところです♬

仙台は初めての街だったのでどこに行けばいいのか右も左もわからん状態だったんですが、とりあえず仙台・居酒屋でマップ検索して件数の多い場所に赴きました。仙台では国分町というエリアにお店がたっくさん集まっていましたね。活気あふれるエネルギッシュな街でした。

そこを縦横無尽に歩き回り、自分の感覚でお店を探しました。グーグルマップの星なんかも参考にするにはするのですが、やはりこういう時は自分の嗅覚を信じて飛び込んで見るのが一番だと思います。美味しいのかどうか、値段は高いのか安いのか、入って見なくちゃわからないいろんな要素にドキドキを感じて楽しむのもまた旅の魅力でもあると思うからです。


今回は1軒目に稲虎という大衆酒場に入りました。おでんや焼き鳥が期待以上に旨かったです。しかしここではそれだけでなく、お店の店長さんのリーダーシップに関心しました。スタッフへの迅速な情報伝達、そこかしこで行われるOJT、トラブル発生時の共有と振り返り、一見アルバイトのスタッフには関係なさそうなコスト関連の話、それを真剣にわかりやすく伝えようとする姿勢。見習わなければなあというその店長さんの姿を、カウンター席で飲み代だけで間近に勉強できたのはお得だったと言わざるを得ません。

そして2軒目です。仙台に来たならとにかく何が何でもやっぱり牛タンですよね!どこの牛タンが美味しいのか、前情報を持たない状態でここもやはり自分の嗅覚と感覚を信じていきます。1軒目のお店探索をしていた時に行列ができていた牛タン屋さん、さぞかしおいしいのだろうが、行列を待つ時間は今夜はない、と思っていたんです。ところが2軒目を探すそのタイミングで運良く行列がなくなっていたんです。迷わず飛び込んで牛タンを注文します。


驚くことに、ファーストオーダーとして注文したビールを受け取り、乾杯をして、そのジョッキをテーブルに置くタイミングでご飯とスープが届きました。おいおい、メインの牛タンより先にご飯とスープ出されても困るよーって思いかけたその瞬間に、焼き立てアツアツの牛タンが届いたのです!こ、このスピードには驚いたー💦 マックやすき家よりも早かったですよ(笑) おそらく、かなりの回転で動いているお店だったので注文を待って焼くんじゃなくある程度のオーダーを見据えて焼きにかかっているんじゃないかと。

しっかしこの焼き立ての牛タンが美味いのなんの。牛タンのしっかりとした食感はあるのに、噛んだ瞬間から口の中でとろけて広がって、鼻からその風味がスーッと抜けていきます。なんだこれは。今まで食べてきた牛タンという食べ物を真っ向から全否定されてしまったような圧倒的な味・食感、風味。コンビを組む麦飯とテールスープの組み合わせもすごかった。ランチョがこの国の王となった暁には、牛タンには麦飯とテールスープ以外組み合わせてはならん、という法律を作りたいくらいに完璧なコンビでした。ブルージャイアントは宮本大に沢辺、玉田の組み合わせしかない、それと同じです。竈門炭治郎には我妻善逸と嘴平伊之助じゃないと駄目なんです。


ラソン大会という大義名分が翌日に控えているからこそ、遠慮なくカーボローディングとかなんとかってって食べまくれるのも市民ランナーの特権。実際に翌日の東北・みやぎ復興マラソンでは3000Kcalものカロリー消費でしたからね。たっぷり食べてしっかり走る。シンプルでいて完璧なサイクルです。ただし、ビールの利尿作用にはご注意ください。ランチョは元々、今回の大会では途中にトイレに寄る想定で参加していましたが、トイレはいつでも入れるとは限りません。10km地点で寄ったトイレでは20分待つことになり、ひとり静かな地獄の中でのたうち回るひどい目に遭いましたから(笑)

トイレ問題はさておき、東北・みやぎ復興マラソンは本当に素晴らしい大会でした。復路ももちろん、新幹線の車内でビールと牛タン弁当に舌鼓を打ったことは言うまでもありません。このような観光・グルメ旅行とマラソン大会の組み合わせ、いかがでしょう?自己ベストを目指す時やランクを狙うようなランナーさんの場合にはなかなか観光や飲み食いを存分に楽しめないかもしれませんが、そうでない場合の市民ランナーさんであれば、今回のランチョのように欲張りに好きなものを食べ、好きなものを飲み、好きな場所を観光して、大会でランを心ゆくまで楽しむっていうのもアリなんじゃないかなって思います。

というわけで今回は、新幹線で行くマラソン大会の旅というテーマでお届けしました。最後までありがとうございました!ぜひ、動画の方もご覧くださいね♬