ランチョのチャレンジョイ!

合言葉はチャレンジョイ!( challenge & enjoy )ランニングって素晴らしいよ!をお届けしたい市民ランナー・ランチョのブログです♬

初めての富士山でビックリしたこと9選【吉田ルート】

チャレンジョイ!先日、念願だった富士山登頂に成功した市民ランナーのランチョです!

f:id:rancho_ironman:20220908222908j:image念願は念願だったのですが、「いつか登れたらいいなあ」みたいな淡い願望だったんですよね。でも今回、ご縁あっていつもお世話になっているフレンドリーのさぬがさんのイベントに参加することで、ついに夢の富士山頂上に立つことができました!わーーー!!!(こういう機会がなかったらもしかして結局、一生登らなかったかも💦)

ランチョ、スマホ楽天モバイルの回線を使っているのですが、2022年8月から富士山頂上でも電波が入るようになったとかで、今回お鉢巡りをライブ配信でやり遂げることまでできました。こんな幸運はそうそうありません。本当に、死ぬまで記憶に残る初富士となりました✨

こちらが頂上、お鉢巡りのライブ配信です↓↓↓

 

初めての富士山。初めてだからこそ感じることもたくさんあったと思います。なので今回はそんな初富士山で感じた驚きを正直に書き綴ってみたいなと思います!来年こそは富士山!と思っていらっしゃる方もいるでしょうから、何かしら参考になれば幸いです。

 

1.マジで秒で変わる天気

「山の天気は変わりやすいよー」ってのは僕も昔から聞いていました。今回のチャレンジョイ前も、「富士山はいきなり雨になったりするから気をつけてー」と多くの方からアドバイスを頂いておりました。そして実際に登ってみて、それらの言葉が嘘でも誇張でもなく、ガチでホントに真実であることを知りました💦

特に山頂に近づいてからの雲の動きの速さにはビビりましたね💦 あ、こりゃもう、いつ雨降ってもおかしくないわー、って。かと思えば、いきなり青空が広がってめっちゃ暖かくなったり。乙女心と秋の空、そこに加えて富士山の天気だな、こりゃ!って思いました(笑) 下りは雲というかミストに包まれたような感じで、10m前も見えません!みたいな状況もありました。天気予報をしっかり確認するだけじゃ足りませんね。急に天気が変わっても対応できる装備と、そのつもりで挑む心構えが大切だなって思いました。

下りの時はこんなお天気に💦 ↑↑↑

2.まさかそこで寝る?

富士山は3776mもある山です。登ろうとするならとにかくタフなチャレンジになるのは避けられません。しかも頂上で御来光を見たい!なんてのもあったりしますから、人によって登るタイミングやペースもまちまち。そういうのが影響しているのかどうかはわかりませんが、今回初めて登ってみて驚いたのは、山小屋でないところで横たわって休んでいる人の多さでした。座ってひと休み、というのは至るところで見かけますが、ガチ寝を富士山の登山道で見て結構ビックリしました。いや、風邪ひかないの!?って心配になりましたよー💦

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3.エト、ココハ、ジャパンデスカ?

2013年に世界遺産になった富士山。それが影響しているのだろうと思うのですが、とにかく富士山には外国の方が多かったです。なんていうんだろう、浅草とか上野とか、いわゆる観光地で見る光景がそのまま山に来た感じ。当日の僕の感覚では、日本人:外国人=1:1といった印象でした。また、これも僕の肌感覚ですが、外国人の割合は6割が中国人、2割がその他のアジア人、2割が欧米人といった感じですね(話している言語の感じと風貌から言っているだけなのでまったくアテにはならない割合ですが)。とにかく、外国の方が多くて驚きました。富士山登りたいのに国籍も何も関係ないとは思うのですが、山小屋や富士山の管理をされている方からすると、言語の問題もあり、苦労することも多いんだろうなあ、と。あらゆる案内や注意書きは他の観光地と同じように、英語、韓国語、中国語などで書かれてありました。観光地ならではの困りごとやトラブルに「山」、しかも国内イチの高さの山ともなると、いろんな苦労が後を絶たないんじゃないかなー…なんて思ったりしました。

 

4.スカートにスニーカー?

初めての富士山、どんな装備で行けばいいんだろう?普段割とズボラで適当なランチョでも、流石に富士山は舐めてちゃ危険だろうってあれこれ情報収集をしました。情報の中では、登った経験のある人のアドバイスが一番助かりましたね。この場を借りて、本当にありがとうございました✨

ところがところが。

富士山に登っていると、なかなかどうして、軽装な方々をたくさん見かけます。特にガタイのいい外国人さんなんかは普段着みたいな軽装でいるのを結構見ました。え…そんな格好で大丈夫なん?と初心者のランチョでも心配になるくらいに。もちろん、百戦錬磨の経験があっての軽装、という方も中にはおられることでしょう。かくいうランチョたちのパーティーにも、驚くほどライトな見た目で登っている人もおられましたよ。こちらはガチ勢でしたが(笑)

鍛え抜かれていて経験もあってという方ならいいのですが、ランチョが見た軽装グループの中には、明らかにそうじゃない人もいました。マックス驚いたのは、普通のスニーカー(オールスターの薄いヤツ)にロングスカートの女性とか!ま、まじかよ、頂上行くの?いや、7合目の山小屋に彼氏が働いててそこに会いに行くだけなんだよね?そうだよね?いやそれでもすごいけど💦 と思わず叫びそうになりました(笑)

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5.むむ・・・トイレ臭

「富士山はトイレ有料だよ」っていうのは事前に教えてもらっていました。だから小銭はいっぱい持っていかないといけないよ、とも。富士山初心者の僕のイメージでは、小銭を投入することでドアが開き、トイレに入れるようなシステムがあるんだろうな、って感じでした。そうすると、もし出たとたんにもう一度使いたくなった場合は、またお金を入れなきゃいけないの?とか、いろんな心配をしていました(笑) 実際には、お金はチップという形で指定のボックスに投入する形式でしたね。なので多めに入れることも可能だし、出た途端にもう一回、ならそのまま再入場しても多分問題はないでしょう。中にはおそらく、払わずそのまま使っちゃう人もいることでしょうね。でもね、それはやっぱりまずいよなーと思うんです。1シーズンで20万人以上、コロナ渦でも8万人近い人が登る山です*。その人数分の排泄物の量と言ったら一体どのくらいの量になるんでしょうか…。

 

*参考記事 

富士登山:2021年シーズンは7万8500人、2年前の20万人超から激減 | nippon.com

 

もちろん、富士山に水洗トイレはありません。調べてみたら、富士山のトイレの処理方法にはいくつかの手段*がありました。

 

*参考記事

トイレ事情・処理方式 – 富士山NET|ふじさんネット|富士山情報 まるごとおまかせ!

 

しかし、それらの処理では追いつかないほどの排泄量なんじゃないのかな?ってちょっと心配になったんですよね。というのも、山小屋が近づいてくると、結構トイレ臭っていうか排泄物臭っていうか、そんな臭いを感じることがあったんです。もちろん、みんながちゃんとチップを払えば解決、みたいな単純なことでもないと思います。が、登らせていただく方としては、せめて感謝の気持ちをしっかりと込めてチップは払わなきゃな、と思わずにはいられませんでした。

 

6.これが富士山価格か

富士山では水も食料も、通常価格の倍以上のお値段で売られています。これも事前情報を頂いていて覚悟はしていたのですが、本当に驚きの価格です。例えば、ペットボトルの飲料は500円、パンは300円、カップラーメンは700円、みたいな感じです。

f:id:rancho_ironman:20220908222850j:imagef:id:rancho_ironman:20220908222840j:imageでもね、これも登ってみて納得しました。標高3000mもあるようなところに、食料や物資を届けるのはとんでもなく大変です。運ばなきゃいけないのは食料だけではありません。山小屋で湯を沸かすためのガスだって、巨大なガスボンベを地上から運ばないといけないわけです。

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一体どうやって?と疑問だったんですが、なんとそれらの物資はブルドーザーを使って搬送しているそうです。ちゃんとブルドーザー用の道がありました。これには驚きましたね。そしてそれで地上の倍以上する価格にも納得がいきました。今回、700円のカップラーメンを食べましたが、それがもう美味しくて美味しくて…(/_;) 最高の眺めの中で食べる、温かく親しみのあるカップラーメン。それはもう、700円以上の価値があった!といい切れる最高のグルメでした。

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f:id:rancho_ironman:20220908222918j:imageなので富士山に次回チャレンジョイする時も、山小屋での食料や飲料は臆せずガンガン買って、「富士山での飲食」を存分に、その価格以上に楽しんでやるーって今からワクワクしています。とりあえず来年初めて登ろうと考えている方は高いと思ってもカップヌードルは絶対食べてください。マジ最高ですから!食べて後悔するようなことがあれば、ランチョが返金いたします!

 

7.山小屋に泊まれる人数マジすか

富士山の頂上にたどり着くまでにはたくさんの山小屋がありました。山小屋は水や食料を買えるショップであるだけでなく、宿屋機能も併せ持った非常に貴重な存在です。今回は夜間から登り始めて活動し続けたため、山小屋に宿泊したり小屋内で休憩の利用などはしなかったのですが、帰ってから動画編集の時に山小屋について調べててビックリ!

え?こんな泊まれるの?

そんなスペースあったっけ?いや、多分なかったと思う…。ってくらいに、山小屋の見た目と収容可能人数のギャップがエグいです。

少ないところで50人程度、多いところになると300人を超えています!嘘でしょ?いくら隣の人とスペースなくてぎゅうぎゅうだとしても、300人とかマジですか💦満員になった時の小屋内の酸素とか、大丈夫なんだろうか?

もしかして地下室あるん?

参考:

富士山の山小屋リストと予約|初心者のための富士山登山

 

8.地獄の下り道

富士山登頂に成功した後についてくるもの、それは「下山」です。登ったら下る。基本ですね。しかしもしも遠い未来に、富士山にロープウェイが敷設されたとしたら。ランチョは下山は乗っちゃうかもしれません(笑)

というくらいに下山は、キツイし、同じ道がずー…っと続くし、霧が出て眺めも全然楽しめないし、何度も転びそうになるし、ほんと修行みたいな感じでした💦 いやね、登りはいいんですよ。頂上という輝かしいゴールがあるから。でも、下りのあの単調な感じは辛かった。何か楽しめる方法はないかなと思って、仲間にも「ゲームっぽくできないだろうか」と問いかけたりもしたのですが、誰からも名案は出てきませんでした。

ランチョ少年時代はドラクエとかFFとかRPGで良く遊んでいましたが、ああいうゲームってラスボス倒したら普通、はじめのお城なり街なりにワープしてエンディングになるじゃないですか。でもまれにあるんですよね。ラストダンジョン自力で戻ってこなきゃいけない嘘みたいなホントの拷問みたいな流れ。

いやもしかしたら人によっては「あれがいいんだよ富士山は」って方もいるのかもしれません。もしいたら、その楽しみ方をぜひ教えていただきたい。次回、必ずそれを参考にして頑張って下りますから。でなきゃランチョ、富士山ロープウェイ事業で起業しかねません。

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9.想像を遥かに超えた眺め

下りのくだりでかなり富士山をディスってしまいましたが、とはいえやはり富士山は最高に楽しかった。どれが一番とかって評価は難しいのですが、やはり高いところから見渡せる遥かなる眺望は素晴らしいの極みでしたね✨ 

f:id:rancho_ironman:20220908222843j:image登りながら何度も後ろを振り返り、その都度新しく変化した美しい眺めを与えてくれる富士山。しかも行程が長いから、その楽しみが何度も何度も、何十回だってもらえちゃうんですよ。青い空、白い雲、連なった山々、湖、森、その間にスペース借りてます的な街。時間経過とともにどんどん見える景色は変わります。その見え方も太陽の光が出ている、雲に隠れてる、で全然違います。それが面白くて美しくて、もうたまりませんでした😆 夜は夜で、画像や動画には残せませんでしたがキラキラと輝く星たちが宝石みたいで美しかった✨ それに負けないくらいに、街の灯りもキラキラしててキレイでした。あの日、あの場所に行ったその瞬間しか楽しめない美しい景色の数々。それらは想像のはるか上を行くものでした。来年もまた必ず行こうって思うのは、そういう美しいものたちをまたライブで体感したいなっていう欲求があるからなんでしょうね。

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富士山最高!

というわけで今回は、僕ランチョが40代になって初めて登った富士山で驚いたことをお届けしました。初めての時の感動は1回しか体験できませんから、それを少しでも覚えておきたいなって気持ちもあってこの記事を書きました。来年以降、初めて登ろうとする方には少しでも参考になれば幸いです。また、登った経験がある方はぜひ、あなたの体験についても教えて下さい。そういう共有もまた、楽しいものですからね♬

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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今回の記事、動画にもしてありますのでよかったら♬ ↓↓↓

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